ちょっと個性的?ワイルドフラワーの花言葉
ちょっと個性的?ワイルドフラワーの花言葉
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ワイルドフラワーは、特定の地域のみに自生する花のことです。
結婚式のブーケや切り花に使われることもあるワイルドフラワーは、花の形が個性豊かで、見る者を楽しませます。
そんなワイルドフラワーにも花言葉があります。
今回は、そんな個性派揃いのワイルドフラワーの花言葉を、「愛を伝える言葉」「祝福・感謝の言葉」「人柄を表す花言葉」「その他個性的な花言葉」の4種類に分けて、それぞれ解説します。
愛を伝えるワイルドフラワーの花言葉
ワイルドフラワーは、結婚式でも使われることが多いため、愛情を伝える花言葉も多く存在します。
個性派揃いのワイルドフラワーは、愛の伝え方も千差万別です。
代表的なものをいくつか紹介します。
バンクシア
「勇気ある恋」 オーストラリアに自生するバンクシアは、ブラシのような形状の花を持つワイルドフラワーです。
山火事によって刺激を受けた時に果実が破裂して種子を飛ばすという独特の生態を持っています。
植物にとっては致命的な状況である山火事の中で、敢えて子孫を残そうとする特性が、「勇気ある恋」の花言葉の由来になったとみられます。
リューカデンドロン
「物言わぬ恋」「沈黙の恋」 リューカデンドロンは、南アフリカに生息するヤマモガシ科の植物です。
オーストラリアで交配が進み、園芸植物として輸出が進みました。
花びらのような部位が目を引きますが、これは花本体ではなく、花の蕾を守るために葉が変形した苞葉と呼ばれる部位です。
本物の花は苞葉の中に隠されており、これが花言葉の由来と見られます。
フランネルフラワー
「いつも愛して」 フランネルフラワーはオーストラリア原産の多年草で、その手触りが衣服に使われるフランネル生地に似ていることからこの名を与えられています。
マーガレットに似た花の形状と、白い花びらが見る者に可憐な印象を与え、ウェディングブーケなどに使用されることが多いです。
フランネルフラワーの花言葉は「いつも愛して」というストレートなもので、一度開花したら長く咲き続けるところからこの花言葉がつけられたと考えられます。
黄色のミモザ
「秘密の恋」 ミモザは、アカシアの一種であるフサアカシアの別名です。
オーストラリア原産の植物で、オーストラリアでは国花として親しまれています。
黄色やオレンジに染まった小さな花が集まって、良い香りを漂わせるため、香水などに利用される植物です。
黄色のミモザにつけられた「秘密の恋」という花言葉は、ネイティブアメリカンが愛の告白をする際にミモザを贈り、女性がそれを黙って受け取ることでその愛を受ける意思表明とする習慣に由来しています。
祝福・感謝を伝えるワイルドフラワーの花言葉
ワイルドフラワーには、祝福や感謝を伝える花言葉も豊富に存在します。
先述の通り、ウエディングシーンで使われることもある他、クリスマスシーズンなどにも使われることが多いワイルドフラワーは、祝福や感謝のメッセージを伝えることも可能です。
フランネルフラワー
「どこでも成功を」 ピンクッションは、南アフリカに生息しており、レウコスペルマムやジョーイリボンといった別名でも知られる花です。
ピンクッションの名の由来は、その花びらの形状が手芸で使用する針刺しに裁縫針がたくさん刺さっている様子を想起させるところから来ています。
360度どこから見ても花が咲いている様子から、「どこでも成功を」という花言葉がつけられたと考えられます。
クラスペディア(ビリーボタン)
「永遠の幸福」 黄色く丸いボールのような花をつけるクラスペディアは、その形状から「ドラムスティック」のあだ名があります。
他の花と組み合わせて、ブーケやフラワーアレンジメントの材料として使用されることも多いです。
多年草であり、開花時期は6月から11月と長いことから、「永遠の幸福」という花言葉がつけられました。
ユーカリ
「再生」「新生」 コアラの好物として知名度が高いユーカリは、オーストラリア、ニュージーランド、タスマニア島といったオセアニア地域に広く生息する植物です。
品種によって様々な形状の花をつけ、熱帯ならではのエキゾチックな雰囲気を楽しむことができます。
頻繁に起こる山火事にも負けずに発芽する強靭さから、「再生」「新生」といった生まれ変わりを示唆する花言葉がつけられています。
人柄を表すワイルドフラワーの花言葉
ワイルドフラワーには、特徴的な花の形状などに由来する、個性的な人柄を表現する花言葉がつけられることもあります。
フラワーギフトを贈る時に、こうした個性を表すワイルドフラワーを混ぜると、より喜ばれるでしょう。
プロテア
「自由自在」「王者の風格」 ワイルドフラワーの中でも、プロテアは流通量が多く人気の高い花です。
その名前はギリシャ神話の海神プロテウスに由来しています。
プロテウスは自由自在に姿を変えられるという言い伝えがあり、ここから「自由自在」という花言葉がつけられました。
また、王冠にも似た大きな花をつけることから、「王者の風格」という花言葉も与えられています。
実際に、19世紀にはヨーロッパの王族や貴族に好まれていたようで、多数が栽培されていたという記録も残っています。
セルリア
「可憐な心」「優れた知識」 上記のプロテアの仲間であるセルリアは、優しい色合いが特徴的な花です。
英語ではブラッシング・ブライドと呼ばれ、日本語で「頬を染める花嫁」と翻訳されます。
その名に相応しくウエディングブーケに使われることも多いです。
その外見の印象が「可憐な心」という花言葉の由来になりました。
また、セルリアの名は植物学者の名前から取られたものと言われており、「優れた知識」の花言葉も、学者の名を冠することからつけられた花言葉と考えられます。
ブルニア
「おしゃれ」「小さな勇気」 南アフリカ原産のワイルドフラワーであるブルニアは、シルバーに近い色合いの花が特徴的です。
そのシックな外見と、ドライフラワーにしても花色が落ちにくいことから「おしゃれ」の花言葉がつけられています。
さらに、丈夫で花持ちが良いことから、「小さな勇気」という花言葉も持っています。
その他、ワイルドフラワーの個性的な花言葉
ワイルドフラワーの花言葉は他にもたくさんの花言葉がつけられています。
ここでは、特に個性的なものをいくつかピックアップしました。
バンクシア
「心に鎧を着る」 先述したように、愛情の花言葉として「勇気ある恋」という花言葉を持つバンクシアは、山火事の後でも発芽する強靭な生命力から、「心に鎧を着る」という意味の花言葉を持ちます。
火の中でも耐えて芽を出すバンクシアに相応しい花言葉です。
カンガルーポー
「こっちへきて」 カンガルーの前足に花が似ていることからその名がついたカンガルーポーは、その特徴的な見た目が見る者を惹きつけます。
花の形状はまるで手招きしているようにも見えるため、「こっちへきて」という花言葉がつきました。
また、ここから転じて「好意」といった花言葉も与えられています。
ワックスフラワー
「まだ気付かれない長所」 オーストラリア西部の砂漠地帯に生息するワックスフラワーは、独特の光沢を持つ花びらが蝋を塗ったように見えることからその名が付きました。
葉をとったり、茎をこすったりするとレモンに似た香りがすることも特徴のひとつです。
その生息地域や、小さい小花がたくさんつく姿から、「まだ気付かれない長所」という花言葉がつけられたと考えられます。
ワイルドフラワーが伝えるメッセージ
特徴的な花の形状や、過酷な環境に生きる姿、長きに渡って花が咲き続ける日持ちの良さなどが、ワイルドフラワーの花言葉の由来として多く見られています。
フラワーギフトを贈る時に、こうしたワイルドフラワーを他の花と組み合わせることで、見た目がぐっと華やかになるだけではなく、様々なメッセージを伝えることが可能です。
花を贈る時には、ワイルドフラワーのメッセージにも想いを馳せてみては如何でしょうか。
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