出産祝いでフラワーギフトを贈る場合のマナーと選び方

この記事を読むための時間：3分

出産祝いでお花を贈りたい時には、花の世話などの手間がかからずすぐに飾ることができるプリザーブドフラワーが人気です。

ただプリザーブドフラワーなどの花を出産祝いで贈る場合、守った方がいいマナーがあるのでその点を踏まえておく必要があります。

そこで今回は、出産祝いでプリザーブドフラワーを贈る場合のマナーと花の選び方を紹介します。

出産祝いでプリザーブドフラワーが人気の理由

出産祝いということで様々な贈り物を検討される方が多い中、見ているだけでも癒されるフラワーギフトは贈る側はもちろん、贈られる側からも出産の疲れを労ってもらえた・子供の誕生をお祝いされているということで人気を集めています。

そんな人気の花ギフトの中でも、特に出産祝いにおすすめなのがプリザーブドフラワーです。

実はフラワーギフトは出産祝いで人気を集めている反面、もらった後の手間が面倒だからと敬遠する人も少なくありません。

特に出産後のお母さんは非常に疲れていますし、退院後は育児に追われるため花をもらっても後から世話ができないケースが多いようです。

このような点から、贈った相手に手間を掛けさせないフラワーギフトをすることがマナーの一つと考えられています。

そこで水やりなどの世話をしなくても枯れることがないプリザーブドフラワーは、見た目の華やかさもあって出産祝いにうってつけだと人気を集めているのです。

出産祝いでフラワーギフトをする際のマナーについて

贈った相手に花の世話などの手間を掛けさせないようにすること以外にも、出産祝いでフラワーギフトをする際にはいくつかの守った方がいいマナーがあります。

例えばお祝いを贈る方がまだ入院中だった場合、鉢植えに入ったフラワーギフトは避けた方がいいとされています。

これは鉢植えに根付いた花が「病院に寝付いた」という意味合いに通じるためだと言われていて、出産祝い以外にも入院中の方への何らかのお祝いでは鉢植えのフラワーギフトはNGとなります。

プリザーブドフラワーの場合は鉢植えではなくケースやガラスドームに入っているものが多いのでそこまで気にすることはありませんが、商品によっては鉢植えや似たような器に入っているものあるので注意が必要です。

ちなみにこちらのマナーは病院に入院中の方に贈る場合のマナーで、自宅に贈る場合は「赤ちゃんの健やかな成長を祈る」という意味合いになることから鉢植えのフラワーギフトは縁起が良いとされています。

そのため鉢植えのフラワーギフトを贈りたいのであれば、退院後がベストタイミングです。

出産祝いのフラワーギフトの選び方

花には様々な花言葉があり、それによって向いている用途も異なります。

このため出産祝いのフラワーギフトの選び方としては、子供やお祝い事に関連した良い花言葉の花を選ぶことがおすすめです。

例えばバラには「愛」や「美」、カーネーションには「純粋な愛情」「若い娘」などの花言葉があるので、女の子を出産した方や初めて出産した方に贈ると喜んでもらえます。

男の子を出産された方には、「永遠の愛」や「清らかな心」の花言葉を持っているほか、心の純粋さや優しさを象徴すると言われているカスミソウも人気です。

バラは特に人気が高い花で、プリザーブドフラワーにもよく用いられていることから、出産祝いのフラワーギフトでは定番の種類となっています。

ほかにも出産された方への労いの気持ちを贈りたいという時には、トルコキキョウの持つ「深い思いやり」という花言葉がぴったり当てはまります。

ただプリザーブドフラワーで贈りたい場合、花の種類によってはプリザーブドフラワーにできないこともあります。

その点を考慮することも、選び方のポイントの一つです。

新しい命の誕生と出産の労いを花に込める

見た目が華やかで、花言葉を活用することで気持ちを伝えることができるフラワーギフト。

その中でも世話要らずで枯れないプリザーブドフラワーは、何時までも飾ることができる点からも出産祝いにおすすめです。

プリザーブドフラワーであれば入院中でも贈ることができるタイプのものも多いですし、花言葉をポイントに選ぶことで相手に喜んでもらえる贈り物にすることができます。