個性いろいろ!ワイルドフラワーの種類
個性いろいろ!ワイルドフラワーの種類
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ワイルドフラワーという花の種類をご存じでしょうか。
花と聞くとぱっと思い浮かぶのはバラやチューリップと言った鮮やかなものかもしれませんが、ワイルドフラワーはそんな普段目にしている花とは少し違う、野性的で個性的な魅力を持っています。
海外では見学ツアーなども盛んに行われていますが、日本でも注目を集めいろいろな形で楽しまれています。
ワイルドフラワーとは?
ワイルドフラワー(Wild Flower)とは読んで字の如く「野生の花」を意味し、オーストラリアや南アフリカなど自然環境が多く残っている国に自生している花の総称を意味します。
特に他の大陸から離れたオーストラリアでは花も独自の進化を遂げており、他の地域では見られない個性的な花々が咲き誇っています。
広い面積一面に咲き誇るものから、一輪だけでも圧倒的な存在感を放つものまでその種類は様々。
自然が生み出す野生みも人気の理由と言えるでしょう。
ワイルドフラワーは日本に自生していないため、手に入れようとするとお金がかかることも多いですが、丈夫で花持ちがいいためお値段以上の価値は十分にあると言う人も少なくありません。
いろいろな楽しみ方
ワイルドフラワーを楽しむということは、その個性を楽しむこととも言えるでしょう。
単に観葉植物として生けるのもいいですが、それだけではもったいない。
単純に花として楽しんだ後は、インテリアとして活用していきましょう。
ワイルドフラワーは丈夫なものが多いため、簡単にドライフラワーにすることができます。
花の個性を活かした素敵なインテリアとして、お部屋のアクセントになってくれることでしょう。
もちろん、生花で楽しんだあとドライフラワーにするというのもおすすめの楽しみ方です。
また、ブーケを逆さに吊して自然乾燥させていくスワッグとして楽しむのも人気。
普段よく目にするブーケに比べるとずっと存在感があるため、部屋全体の雰囲気を変えることもできます。
スワッグを作るときのポイントは、向きに注意することです。
普段の見え方とは逆になるので、その点を意識すると綺麗にできあがります。
またまとめた部分が見えるので、使う紐やリボンにもこだわってみましょう。
いろいろなワイルドフラワー
ワイルドフラワーにはどのような品種があるのでしょうか。
代表的なものを見てみましょう。
プロテア
圧倒的な存在感を放つプロテアは、ワイルドフラワーの代表的な品種の一つ。
一輪だけでも十分なインパクトを放ち、大きい物では人の顔ほどの大きさがあります。
その個性の強さから日本でも非常に人気があり、比較的手に入りやすい品種です。
キングプロテア、アーティックアイス、ピンクアイス、ニオベ、リペンスなどの品種があります。
ピンクッション
ピンクッションも日本で人気の種類です。
人気の理由は、打ち上げ花火のような個性的な形。
名前の由来は針が刺さった針刺しなのですが、この針の一つ一つが小花になっています。
ユニークな形もさることながら、鮮やかな色合いも人気の理由。
オレンジや赤系、黄色い色味はお部屋をぱっと明るくしてくれることでしょう。
乾燥地域に自生しているため花持ちが特によく、生け花やフラワーアレンジメントにも適しています。
タンゴ、サクセッション、ゴールドダスト、アップルコーズ、ベルドファイヤーなどの品種があります。
バンクシア
円柱状の形が特に目を引くバンクシア。
全て開花すると大きなブラシのような形になります。
花が終わると硬い種のさやが残り、この部分をフラワーアレンジメントやドライフラワーとして楽しむことも出来ます。
水上がりがあまりよくありませんが、乾いてもあまり見た目が変わらないため、長く楽しむことができる種類です。
プリオノート、ブーケリアーナ、バックステリー、スペシオーサコーンズ、バックステリーコーンズなどの品種があります。
リューカデンドロン
花ではなく葉っぱを楽しむワイルドフラワーもあります。
その一つがリューカデンドロンです。
花や蕾は、葉が変形した「苞葉(ほうよう)」の中に隠されているため、外から見ることは出来ません。
外から見たとき色づいて花のように見えるのがこの苞葉部分なのです。
サファリサンセット、ブラッシュ、ジェスター、ウィンターレッド、ウルカといった種類があります。
カンガルーポー
見た目がカンガルーの前足に似ていることからこの名前がつきました。
非常に個性的な形をしており、筒状になっている部分が花びら。
その表面は細かい毛でびっしり覆われ、さらに先端は六つに分かれています。
赤やピンク、黄色など色がはっきりしたものが多いですが、中には複数の色を併せ持っているものも存在します。
とにかく個性的な種類なので、その見た目を生かすアレンジメントを考えるのがおすすめの楽しみ方です。
イエロージャム、イエロースター、アーリースプリング、ブッシュルビー、ミニパールなどの種類があります。
ワックスフラワー
個性的、野性的なものが多いワイルドフラワーですが、中には可愛らしい魅力を持った種類も存在します。
ワックスフラワーはその代表例と言っていいでしょう。
小花が散りばめられたとても可愛らしい姿をしています。
ただそれだけで終わらないのがワイルドフラワーたる所以、花びらの表面に光沢があるため、蝋細工のような艶のある質感をしています。
また、葉や茎をこすると甘いレモンのような香りがします。
ドライフラワーにしても色が残るため、その点も人気の理由です。
アイスベルグホワイト、オフィア、アーリニールピンク、ジェニージェーン、マイスイートシックスティーンといった種類があります。
セルリア
プロテアと同じヤマモガシ科でありながら、柔らかく清楚な姿をしているのがセルリアです。
それでもツンと立った花びらが個性を出しているのは、流石ワイルドフラワーと言ったところでしょうか。
英名をブラッシング・ブライト(頬を染める花嫁)といい、その名の通りウェディングブーケに使われることもあるワイルドフラワーです。
ブラッシングブライトホワイト、ブラッシングブライトピンク、カルメン、フロリダといった種類があります。
ライスフラワー
その名の通り、米粒が密集しているような見た目をしています。
ワイルドフラワーは色味がはっきりしている物が多いですが、ライスフラワーはホワイトやほんのりとしたピンク色が特徴で、優しい雰囲気が独自の魅力を放っています。
可愛らしい見た目でドライフラワーの材料として人気なのですが、細かい葉がぽろぽろと落ちてくるため、葉は先に落としておくのがおすすめです。
クックストールピンク、クックスパールホワイト、サックスシルバーなどの種類があります。
ワラタ
見た目のインパクトがすさまじいワラタ。
別名をテロペアといい、真っ赤な色と特徴的な形が目を引きます。
名前の由来は、原産地であるオーストラリアの原住民アボリジニの言葉で「赤い花の木」という意味から来ています。
その名の通り赤いものがほとんどですが、中にはピンク系やホワイト系のワラタも存在します。
お気に入りを探してみよう!
ワイルドフラワーと一口に言っても、その種類は千差万別。
個性も様々なので、いろいろな種類を見てお気に入りを見つけるのも一つの楽しみ方と言えるでしょう。
日本でも手軽に手に入る種類もありますが、常にお花屋さんに置いてあるとは限りません。
必要に応じてショップと相談し、ほしいタイミングで手に入るよう工夫していきましょう。
バンクシアとユーカリのスワッグ(ワイルドフラワー)
商品紹介
ワイルドフラワーの花束 プレゼント
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黄色系 癒しのスワッグ(ワイルドフラワー)
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赤のバンクシア スワッグ
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ビールグラスフラワー
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プリザーブドフラワー 販売 | Blue Rose iCCO
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